2017年07月06日
コイはなかなか面倒な魚らしい
それが(野)コイと知ってしまったなら
そんな自然に放せなくなるよ・・・
厳密には完全な「野鯉」とか言われる日本固有種はもう琵琶湖の北の一部にしか存在しないらしいですが、少し考えるきっかけに触れたので書いておこうと思います。
何年か前の鯉ヘルペスの大流行で鯉は日本固有種とユーラシア大陸から来た大陸型があることが発覚。
ネットでテキトーに読んだだけの情報だから穴だらけだし信頼性なんてないようなもんですが、その程度とはいえ調べてみるといろいろ出てきて面白い。
新潟にいた頃は釣りたくて釣りたくて仕方なく、多摩川沿いに越してきてからは最も身近な魚になったコイ。まあいろいろあるらしい・・・

最近関東地方の大河に行く機会がありました。
日本最大の流域面積を誇るあの川の水系です。一番長い川である信濃川とは当然ですがやっぱり雰囲気が少し違う(気がする)
狙いはタイリク草食系男子だったんですが姿が見えずボ。まあこんなもんでしょう。
とりあえず同じチャイナフィッシュでお茶を濁す。

やっぱりパワータックルでやる強引ファイトは楽しい。
釣る度に思うけど、見えないくらい小さいプランクトンだけ食ってよくこんなに大きくなるよね・・・
昼間なら常に食えるけど、泳ぎながらエラで漉しとって食うって効率的な捕食とはどう考えても思えません。
つくづく不思議な魚。
で、そんなことをやってたら鯉が混じりました。
あぁ鯉か・・・と思ったけどそこそこ長さあるようなのでブツ持ち撮ってもらうことに。

トラウトマン持ち


なんとなくいつも多摩川にいる鯉より体高が低くて、何より尻尾がかなり大きい。
口も心なしか下向きな気がする・・・
野鯉の特徴が濃い鯉というやつ
ちなみに僕は同行者に言われるまでなんか細長いな程度にしか思ってませんでした。
そういうのよく知ってる人と行く事は大切ですね。素人の自分だけでは気付かないはず。

たしかに、扁平がなく筒っぽい体形。
参考までに多摩川と都内の釣り堀の鯉
同じ服装ですが違う日なのでw
多摩川にいるのは一回完全に水が死んでから入れた養殖の鯉とその子孫なのでそりゃそうかって感じだし釣り堀の魚に関しては言うまでもない。
参考までに新潟の野ダムの魚
多摩川体型と同じかな?
体型に関しては食えてる食えてないとか卵の都合とかあるからあんまり決定打にはならないけど口の形がやっぱりわかりやすい差ではないでしょうか。

こうして並べてみるとオレンジはなんか変な口だし細い・・・?
ぶれてる上に見切れてるけど一番下の霞ヶ浦産は?
もうよくわかんないけど、ド素人の見解で「言われてみれば雰囲気が違う気がする」程度。まあこういうのもたまにあると楽しいですね。
今後も鯉を釣る機会は必ずあるだろうし、その時は面倒がらず少しだけ見てみようと思う出会いでした。
おわり
タグ :コイ
Posted by 魚食系男子 at 17:53│Comments(0)
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